研究課題/領域番号 |
15K03005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
門井 直哉 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (20324139)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 旧利根川 / 境界 / 国 / 郡 / 武蔵 / 下総 / 国境 / 利根川 / 日本図 / 国絵図 / 国郡 / 葛飾 |
研究成果の概要 |
本研究では旧利根川中・下流域における武蔵・下総の境界の変化の過程について究明を試みた。その結果、江戸前期の国絵図においては当該地域では下流域から中流域の順に境界が移動したことが想定される一方、朱印状にみえる村の所属は旧来の国郡のままとなっている事例がみられることを確認した。つまり江戸前期の当該地域における国郡境界の認識はいまだ一様でなかったということになる。従来、武蔵・下総国境の確立時期について諸説がみられるのも、このような状況を反映したものと考えられる。
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