研究課題/領域番号 |
15K03013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
佐藤 廉也 大阪大学, 文学研究科, 教授 (20293938)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 人文地理学 / 土地利用 / 土地被覆 / エチオピア / サバンナ化 / 定住化 / 空中写真 |
研究成果の概要 |
本研究では、(1)アメリカ議会図書館・公文書館に所蔵される地理資料の調査・閲覧・複写、(2)収集した地理資料の加工と判読による環境復原と土地被覆分類、(3)現地調査によるエチオピア南部諸社会の生業・土地利用動態の把握、を段階的に実施することによって、これまで把握されていなかったエチオピア南部の広域にわたる長期の環境変化を地図化・定量化するとともに、環境変化のプロセスを人びとの行動メカニズムとして説明することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エチオピア南部低地における近現代の環境史的研究は、過去に遡及して精密な環境復原をするための資料がきわめて乏しいため、未開拓の分野であったといえる。本研究は、米国立公文書館と議会図書館に収蔵されている地理資料を活用し、これをGIS・写真測量システムを用いて図化・解析することにより、これまで空白であった40-60年代のエチオピア南部の土地被覆・土地利用の復原を広範囲におこない、環境史研究にあらたな知見と研究展望を提供することを試みたものである。
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