研究課題/領域番号 |
15K03032
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡邊 日日 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60345064)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 文化人類学 / 民族学 / 思想史 / シベリア / ロシア / シチャーポフ / ポターニン / ヤードリンツェフ / 地方主義 / 歴史 / 民族誌 / 植民地 |
研究成果の概要 |
1860年代に本格的な産声をあげ、1920年代に自然解消していったシベリア地方主義について、その思想と運動の全体像を、ロシア語一次資料を中心的に用いて理解する視座を得た。ロシア各地で文献調査を行い、また北海道大学付属図書館では主に二次文献の資料収集を行い、本課題に関する基礎的文献の収集を完了した。特に地方主義の代表的な5名の著述家(スロフツォフ、シチャーポフ、ポターニン、シャシコフ、ヤードリンツェフ)の著作に見られるシベリア観・ロシア観を分析し、そこに通底している論理展開の特徴(シベリアを独自の地域とみなすにあたって利用できたり、失ったりした論理的資源の布置)を明らかにした。
|