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日本中世の土地境界紛争における実検使の機能と紛争解決

研究課題

研究課題/領域番号 15K03090
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎法学
研究機関星薬科大学

研究代表者

山本 弘  星薬科大学, 薬学部, 准教授 (80363307)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード実検使 / 土地境界紛争 / 紛争解決 / 日本法制史 / 堺相論 / ADR / 紛争解決研究
研究成果の概要

本研究の目的は、中世の土地境界紛争における実検使(堺相論実検使)の実態及び機能の解明、ならびに実検使の視点を通じた土地境界紛争解決における紛争観念の考察であった。本研究では、単なる現地調査だけではなく紛争そのものの解決に繋がる調整機能を有していたと考えられている日本中世の実検使について、これまでなされていなかった実検使の観点からの史料検討や、個別事例の横断的な研究を行うことができたといえる。また、近接領域の研究者や現代の土地境界紛争に携わる実務家との交流,さらには現地調査を頻繁に行うことによって有益な示唆を得ることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまであまり検討されてこなかった「土地境界紛争における実検使」という観点から史資料の検討を行い、裁判権力と接続または隔絶しながらも機能していた実検使について検討を深め中世の紛争解決の一端を解明することができた。また、現在的課題でもある土地境界紛争の分野にも提言できる研究ができたと考える。しかし、断片的な史資料が多く実態が鮮明に解明できたとはいえない。今後は、他の時代や他地域との比較を通じて更に研究を深めていきたい。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 律令制下の伏弁に関する一考察2016

    • 著者名/発表者名
      山本弘
    • 雑誌名

      星薬科大学一般教育論集

      巻: 34 ページ: 55-71

    • NAID

      120005981000

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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