研究課題/領域番号 |
15K03100
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐々木 弘通 東北大学, 法学研究科, 教授 (70257161)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 公法学 / アメリカ憲法史 / 宗教的自由 / 政教分離原則 / 憲法訴訟 / 立憲主義 |
研究成果の概要 |
本研究は、合衆国最高裁の<政教分離・信教の自由>判例の歴史的展開を、それが現代的展開を始めてから、政教分離に関する違憲審査基準を定立するまでの時期について(1940年~1971年)、追跡したものである。最高裁としての判例理論だけでなく、諸判決の個別意見等で示された複数の有力裁判官の憲法解釈理論の把握をも目指し、前者を後者との布置連関の中で捉えようとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、従来の研究の関心が専ら違憲審査基準に向いていたのに対して、判例に現れる、一方で、基準の定立・運用の前提となる、<政教分離・信教の自由>についての基本的考え方、他方で、<基準とその適用>という形式をとって論じられる、どんな場合にどんな理由から違憲または合憲の結論になるかの実質論、この両者に焦点を当て、両者の架橋論理までを含んだ複数の理論(判例法、有力裁判官の憲法解釈論)を、諸判例の歴史的展開の中から把握することを目指した。
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