研究課題/領域番号 |
15K03110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
鈴木 秀美 慶應義塾大学, メディア・コミュニケーション研究所(三田), 教授 (50247475)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 表現の自由 / 放送法 / 番組編集準則 / NHK / インターネット / 放送の自由 / 日本放送協会 / 検索サービス / 忘れられる権利 |
研究成果の概要 |
本研究は、「番組編集準則の合憲性」、「放送監督機関のあり方」、「NHKの国家からの自由」、「ローカル放送の現状と課題」、「インターネット上の表現の自由とその限界」等について検討した。 このうちとくに検討したのが「番組編集準則の合憲性」についてである。この問題は、2015年以降、憲法学の議論を越えて政治問題にまで発展した。本研究の成果として、研究代表者は、「政治的公平」「報道は事実をまげない」等の番組の内容規制は、総務大臣が放送免許の権限を持つ日本では、法的拘束力のない倫理規定と解すべきで、政府がそのような解釈を採らない場合は違憲であり、番組編集準則は放送法から削除されるべきだとの結論を得た。
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