研究課題
基盤研究(C)
現在の国際法においては、裁判を実施する国際機構と責任が追及される個人との間に垂直的な法関係が想定される国際刑事裁判が、主権国家の並存という社会関係を反映して、水平的な法関係を基礎とする伝統的な国際法規範に影響を与え、垂直的な国際秩序認識を基盤とするさまざまな国際法現象が発生している。これは、国際法の「刑事化」(criminalization)と評すべき現象である。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 6件)
JAPANESE YEARBOOK OF INTERNATIONAL LAW
巻: 58 ページ: 1-16
SEOUL INTERNATIONAL LAW JOURNAL
巻: 22 ページ: 39-56
M.BERGSMO, et al. EDS., HISTORICAL ORIGINS OF INTERNATIONAL CRIMINAL LAW: VOLUME 4 (2015)
巻: 4 ページ: 837-863