研究課題/領域番号 |
15K03169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
王 雲海 一橋大学, 大学院法学研究科, 教授 (30240568)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中国の死刑 / 死刑多用 / 死刑執行 / 死刑改革 / 麻薬犯罪の死刑 / 経済犯罪の死刑 / 死刑の政治理由 / 死刑改革の限界 / 掃黒除悪 / 再審手続き / 犯罪組織 / 即時執行死刑 / 死刑適用 / 死刑冤罪 / 冤罪是正 / 中国の大衆輿論 / 国際社会の影響 / 法律家の影響力 / 死刑の適正手続き / 死刑改革の政治的限界 / 中国の死刑制度 / 法律的死刑 / 政治的死刑 / 文化的死刑 / 死刑の再審 / 死刑廃止論 / 死刑存置論 |
研究成果の概要 |
本研究は、まず、現地調査などの方法を使って、中国での死刑適用状況を探って、故意傷害罪や被害者側に過誤があった故意殺人事件、一部の経済犯罪、公務員横領収賄罪に対する死刑適用が減少している反面、治安に影響の大きい故意殺人事件、組織犯罪、麻薬犯罪、国家安全危害事件に対する死刑適用が依然高水準にあることを明らかにした。次に、個々の死刑事例の分析を通じて、死刑適用も死刑改革も政治的メカニズムのなかで主に政治情勢により左右されていることを究明した。最後に、制度の面からも実証・事例の面からも研究を行って、中国での死刑多用の理由が政治的なもので、死刑改革もそれにより大いに制限されていることを示した。
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