研究課題/領域番号 |
15K03200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
宮本 誠子 金沢大学, 法学系, 准教授 (00540155)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 民法 / 相続 / フランス法 / 遺産共有 / 財産管理 / 遺産分割 / 夫婦財産制 |
研究成果の概要 |
家族間の権利義務関係を遺産分割において考慮するための理論を検討した。例えば葬式費用については、わが国では家族がこれを負担することとなっているところ、フランス法においては、「相続財産の負担」概念により、遺産分割に組み込まれていることを明らかにした。 生存配偶者の居住環境の保護についても検討した。フランス法は、その処理方法として、約定夫婦財産制、夫婦間での特殊な贈与契約、長期居住権、遺産分割での居所の優先分与などの選択肢を整備しており、これによって当事者に選択の自由を与えつつ、その居住環境の確実な保護を実現している。
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