研究課題/領域番号 |
15K03254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
山田 隆司 創価大学, 法学部, 教授 (70631159)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 最高裁判所 / 最高裁裁判官 / 判例形成過程 / 裁判所機構 / 裁判官 / 判例 |
研究成果の概要 |
紀要「創価法学」47巻3号に「名誉毀損の成否と『表現の自由』――最高裁判所の判断に変化の兆し」と題する論稿を公表することができた。また、最高裁判例の形成に重要な役割を果たすと考えられる最高裁調査官の実態について文献などを調査し、論稿「最高裁調査官制度の内容」として『法学セミナー』2017年5月号に発表した。さらに、最高裁の憲法判例の形成過程について研究を進め、最高裁判例の形成に重要な役割を果たすと考えられる最高裁調査官の意義について調査し、論稿「最高裁調査官制度の再検討」にまとめ、紀要『創価法学』に発表した。(この他、次項で説明する元最高裁裁判官のオーラルヒストリーをまとめた書籍を出版した)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、元最高裁裁判官にインタビューし、主として憲法判例における司法判断の形成過程を記録に残すとともに、最高裁判例の形成過程と裁判所機構の関係の一端を明らかにし、その分析を目的とする。オーラル・ヒストリーの手法を用い、元裁判官である福田博氏から、過去の公表資料では窺い知れない判断に至った過程や問題点などを聞き取り、新たな知見を一定程度得ることができた。その知見は、ミネルヴァ書房から『「一票の格差」違憲判断の真意』と題する書籍を出版し、公表した。司法制度の研究において有用な基礎資料となりうるはずである。
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