研究課題/領域番号 |
15K03255
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 金沢大学 (2018) 高岡法科大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
谷口 洋幸 金沢大学, GS教育系, 准教授 (90468843)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | LGBT / 人権 / 国際人権法 / ジェンダー / セクシュアリティ / クィア / SOGI / 法政策 / 性的マイノリティ / 地方自治体 / 複合差別 / 国際人権 / 性同一性障害 / 同性婚 / 差別 / 性的指向 / 性自認 / 文化多様性 / 国連 / 女性差別撤廃条約 |
研究成果の概要 |
性的マイノリティ(LGBTなど)に関する人権保障が世界各国で進められている。この研究では、尊厳と平等の視点から権利の内容を整理し、日本国内で進められている性的マイノリティに関する法政策の現状と課題を検討した。2015年頃から急激に進展してきた法政策は、経済的利益や弱者保護の側面が強く、包括的な人権保障は実現されていない。国際人権基準の先例や国際機関・条約機関からの勧告には性的マイノリティの人権保障への道筋が明確に示されており、国内法政策を進める上でも極めて有益である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで日本で知られたこなかった性的マイノリティの人権保障に関する豊富な議論を丁寧に整理しつつ、ここ数年の間に急激に進展してきた性的マイノリティの権利保障について、国際社会の動向を踏まえて批判的に検討したものである。個別の法領域を超えて、国内の法政策全般を扱った研究は他に類がない。また、本研究から得られた成果は、国内法政策の進展に向けた提言や個別の裁判における資料としても多く活用されている。
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