研究課題/領域番号 |
15K03258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 広島経済大学 |
研究代表者 |
宮畑 加奈子 広島経済大学, 経済学部, 教授 (20441503)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 文化資産 / 台湾 / 歴史的建築物 / 公共利益 / 財産権 / 文化アイデンティティ / 多元文化 / 市民参加 / 歴史的建築物(建造物) / 文化資産(文化財) / 容積移転 / 都市計画 / 有形文化資産 / 文化資産保存法 / 歴史建築 / 古蹟 / 植民地遺産 / 所有権 / 震災 / 有形文化財 |
研究成果の概要 |
台湾では、文化資産保存法の一連の改正過程にみられるように、多元文化の尊重による文化アイデンティティの拡張により、有形文化資産(本課題では主として建築物)の「歴史的価値」という概念が創出され、その対象が急速に拡大するとともに、財産権の損失補償等、文化資産の経済的側面に着目した施策が採用されている。文化資産の「公共利益」を主眼においた台湾の取組みは、建築物の有する私的財産権としての側面や他の「公共利益」との間で様々な相克を生じながら進展してきたが、2016年の改正により新たに指向された、多元性、経済性、民主制に加え、都市計画、文化教育、環境との調和を打ち出した方向性には、多くの示唆が含まれている。
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