研究課題/領域番号 |
15K03265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川出 良枝 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (10265481)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 政治思想 / モンテスキュー / ヒューム / スタール / コンスタン / 情念 / 政治思想史 / ヴォルテール |
研究成果の概要 |
宗教的・イデオロギー的「熱狂(ファナティシズム)」、国民・民族間の敵対感情の暴発、熾烈な党派争いは、戦争や内戦や圧政など政治秩序の危機的状況をまねく可能性を秘める。こうした市民や国民の暴力的情念をどう理解し、どう克服するかは、政治学が対処すべき問題の一つである。本研究は近代英仏政治思想において、「熱狂」という問題がどのように論じられ、その克服のためいかなる処方箋が示されてきたかを、モンテスキュー、ヒューム、スタール(スタール夫人)の政治思想の分析によって明らかにする。
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