研究課題
基盤研究(C)
「政治」とは紛争処理のための公的決定作成であり、政治制度とは決定作成のために事前に設立されたメカニズムである、という視点から本研究は出発する。従来型の政治学は、現存する政治メカニズムの作動様式を研究しているが、現代的政治状況下では、政治制度の通常の作動では処理困難な「たちの悪い問題」が登場しつつある。放射性廃棄物処理問題や難民問題、人種差別政策などの紛争を処理するため、争点をめぐる対立状況を構成するさまざまな個人や社会集団の意識状況を分析しつつ、「望ましい状況」への展望を切り開く「解釈学的政治学」が必要となっている。本研究はそのための新しい解釈学的政治学を提示する。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件)
名古屋大学法政論集
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120005946815
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