研究課題/領域番号 |
15K03282
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 作新学院大学 |
研究代表者 |
荒木 宏 作新学院大学, 経営学部, 教授 (50337424)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 年金体制 / 政策変容 / 縮減政策 / 経路依存性 / 経路依存 / 年金体制の再編 / 縮減の政治 / 年金改革 / 年金レジーム / 公―私の政策変容 / 公-私の政策変容 |
研究成果の概要 |
本研究では、1980年代以降の縮減期における年金体制の政策変容について、年金体制の経路依存性、年金体制の政策変容の類型、そして縮減の政治の政策的帰結に注目し考察を行った。縮減期においては、公的年金の縮減に対する私的年金の拡大という「公―私」空間における制度改革が見られた。これに対し、2000以降、年金体制はそれまでの伝統的な経路から逸脱し、年金政策は「縮減」政策から「再編」政策へと変化した。公的年金への「概念上の確定拠出制度」の導入や私的年金に対する強制加入制度の導入などの改革は、年金を「個人勘定=貯蓄」制度として再編し、公的年金への依存度を縮小した政策であることを明らかにした。
|