研究課題
基盤研究(C)
本研究は、蒋介石ら中国要人達の日記と関係国公文書との相互検証に基づき、公文書の制約性からくる虚像を是正すること、日中戦争期の中国の実像を復元すること、新資料を提供すること、という目的の実現を試みた。三年にわたる研究期間において、本研究は著書、論文の出版と国際学会での発信によって、「抗日」と「防共」の優先順序をめぐる蒋介石の葛藤、対ソ認識と抗日戦堅持との関連、対ドイツ政策の変遷、戦時外交の多面相、私文書と公文書の相互検証による研究の在り方、といった一連の問題について新しい知見を提示し、学術研究の深化に寄与した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 8件) 図書 (3件) 備考 (3件)
(北東アジア地域研究センター編)北東アジア研究
巻: 29 ページ: 37-52
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(日本軍事史学会編)軍事史学
巻: 53‐2 ページ: 51-76
(日本国際政治学会編)国際政治
巻: 187 ページ: 62-79
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澳門理工学報
巻: 20巻2017年第1期 ページ: 200-203
抗日戦争研究
巻: 総第97号 ページ: 4-19
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