研究課題/領域番号 |
15K03291
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
三船 毅 中央大学, 経済学部, 教授 (00308800)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 政党間競争 / 交換ネットワーク / 契約理論 / 空間理論 / 選挙制度 / 政策空間 / ゲーム理論 / 政党 / 政治過程 / マルコフ連鎖 / 政党制 / M+1 |
研究成果の概要 |
本研究は,2つの目的がある.目的の1つは,1990年以降の日本の政党間競争のフォーマルモデルを用いて説明することである.2つめは,1990年以降の政党間競争の背後に在る,日本の政党の勢力形成のメカニズムをフォーマルモデルを用いて説明することである.研究の成果は,2つの目的を全て達成してはいない.しかし研究の途上で,政党間競争を発展させる新しい方向を見つけた.1つは,契約理論により政府の規制緩和が選挙で与党,自民党に有利に作用することを分析した. 2つめは政党間競争の枠組みとしての政策空間において,保守的な有権者の多くが,非合理的な政策選好を有していることをグラフィカルモデリングにより分析した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の学術的意義としては,これまでは文献資料を用いた記述的分析が中心であった分野に対して,フォーマルセオリーを適用して,論理的に一貫性をもつ分析体系を与えるところにある.
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