研究課題/領域番号 |
15K03315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三浦 聡 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (10339202)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | グローバル・ガバナンス / プラットフォーム / コラボレーション / イノベーション / トランスナショナル・ガバナンス / ガバナンス・モード / 持続可能な開発目標 / 国連グローバル・コンパクト / 持続可能な開発 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は3つにまとめられる。第1に、当初の目的であったガバナンス・プラットフォームの機能と動態の解明を、国際共同研究を通じて行った。第2に、当初は国際政治学と経営学の交配を目指したが、2つの学問領域にとどまらず、国際法学、行政学、社会学などの多様な学問領域の知見を導入することで、ガバナンス・プラットフォームの概念を中心とする学際的ガバナンス論の可能性を探ることができた。第3に、事例に関しては当初の国連グローバル・コンパクトだけでなく、持続可能な開発目標などの多様なガバナンス・イニシアティブについても検討することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで主に経営学で論じられてきたプラットフォームの概念を国際政治学(グローバル・ガバナンス論)に応用して、持続可能な開発などのグローバルな課題に対処するためのプラットフォーム(ガバナンス・プラットフォーム)を構想した。とくに、ガバナンス・プラットフォームが何を意味するか、どのような機能を果たすか、どのようなタイプに分けられるかを明らかにした。 また、ガバナンス・プラットフォームをはじめとする、ガバナンスの様々な方法(ガバナンス・モード)を検討して、グローバルな課題に対処するための選択肢を広く示した。
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