研究課題/領域番号 |
15K03322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
森川 裕二 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (90440221)
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研究協力者 |
峯田 史郎 早稲田大学, 地域・地域間研究機構, 招聘研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国際関係論 / 小国論 / リージョナリズム / ASEAN / リージョン / 国際秩序 / 小国 / ラオス / 地域形成 / サブリージョン |
研究成果の概要 |
複雑系の東南アジアとその下位地域(サブリージョン)としてのインドシナ地域における小国の役割を明らかにした。これまで大国間関係の力学の中で論じられてきた国際関係に対し、あえて小国をアクターに位置づけて、ラオスと地域形成の関連から調査してきた。とくに1990年代以降、広域アジアへと協力関係を「深化・拡大」させてきたASEAN(東南アジア諸国連合)リージョナリズムに積極的に呼応することにより、小国でありながらも東アジア国際関係のアクターとして自律的、主体的な役割を果たすメカニズムを明示した。そのなかで、緩衝剤としてASEANの役割の重要性が明らかになった。
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