研究課題/領域番号 |
15K03345
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
吉松 秀孝 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (90300839)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | インド太平洋 / インフラ開発 / 地域協力 / 制度形成 / 貿易 |
研究成果の概要 |
本研究は、インド太平洋という新たな地域概念の発展とその意味、この概念の下での日本、中国、インドというアジア主要国の戦略的関係を、インフラ投資や対外援助という経済的要因、海洋安全保障に代表される戦略的要因を織り込みながら政治経済学の観点から考察を行った。また、インド太平洋地域において具体的な対外政策を進めていく上で、主要国が規範、基準、価値といった理念的要素をいかに活用していたのかについて論考を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ここ数年、「自由で開かれたインド太平洋構想」が内外で大きな関心を集めているだけでなく、米国のトランプ政権が太平洋軍をインド太平洋軍に改称するなどインド太平洋への関与を強めている。国際関係における同地域の位置づけや関心は今後益々高まるものと考えられる。本研究は、インド太平洋を巡る国際関係が、米中間だけでなく、日中・中印の間においても経済分野を含めた競争と協力の状況が複雑に絡み合っており、同地域における地域協力の難しさを確認した。
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