研究課題/領域番号 |
15K03349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 東洋大学 (2017-2018) 一橋大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
外木 暁幸 東洋大学, 経済学部, 准教授 (20709688)
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研究協力者 |
Li Wendy
北岡 美千代
阿部 修人
稲倉 典子
遠田 敏生
外木 好美
原 泰史
木村 めぐみ
小松 怜史
大竹 暁
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | POSデータ / 研究開発 / 物価指数 / 国民経済計算 / 一般均衡動学 / トービンのq / 品質調整 / 特許取得 / 娯楽・文学・芸術作品の原本 / 知的財産生産物 / 生計費指数 / 代替の弾力性 / マクロ経済学 / プロダクト・イノベーション / R&D |
研究成果の概要 |
現代の経済で頻繁に観察される商品交代に伴う価格上昇を,POSデータを用いて計測し,新商品投入の背後にある企業の研究開発活動との関係を明らかにすることを目的に研究に取り組んだ。先ず,研究開発資本ストックの推計のために,研究開発資本減耗率を推計し,企業別の研究開発投資関数(Multiple q)の推計及び,研究開発投資を伴うマクロ経済モデルの推計と政策実験の研究を行った。一方で,小売店の販売データを用いて,新旧商品交代に伴う価格変化を計測する研究を行った。この新商品,旧商品の価格指数を用いて,企業の研究開発活動と価格設定についての実証研究を行い,その関係を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究開発資本ストックの資本減耗率推計,及び,エンターテイメント資本ストックの研究を行い,国民経済計算の知的財産生産物推計の基礎研究を提供した。また,研究開発を伴うマクロ経済モデルを用いた長期の政策実験を行い,科学技術政策の経済成長に対する長期的な効果を示した。企業別で計測した研究開発資本ストックのデータを用いて多様な資本を含む投資関数の推計パフォーマンスが向上することを示した。小売店の販売記録のデータから新規商品の投入に伴う物価変化の指数を構築し,一橋大学経済研究所のHPで毎週公表する取り組みを行った。最終的に研究開発と商品交代による価格変化の関係を明らかにした。
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