研究課題/領域番号 |
15K03369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
小林 磨美 立命館大学, 経営学部, 教授 (40411566)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ミクロ経済学 / 契約理論 / 銀行論 / 金融システム / 銀行規制 / 銀行間市場 / 銀行システム / 金融危機 / 金利政策 / アナウンスメント効果 / 自己資本比率規制 / 金融ショック |
研究成果の概要 |
世界的な過剰流動性を受けた預金保険対象外の機関投資家からの短期資金の受け入れは、外生的な金融ショックに対して銀行の脆弱性を高めている。本研究では、外生的なショックから預金の安全性を確保するための銀行の流動性マネジメントをめぐり、契約理論に基づくモデル分析と政策的なインプリケーションの導出を行った。 主要な結果として、銀行間金利の上限規制および銀行の自己資本および流動性保有比率を適切な水準に設定することによって、株主価値の最大化を目指す銀行が自発的に銀行間市場を形成し、金融ショックに対して預金が無リスクになるように保有流動性を再分配することを示した。
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