研究課題/領域番号 |
15K03374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
鈴木 泰 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 教授 (00350752)
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研究協力者 |
Uddin S. M. Sohrab チッタゴン大学, 教授
Pramono Sigit イスラム経済研究所, 会長
Miah Md. Dulal ニズワ大学, 講師
Khan Shoaib ハリプール大学, 講師
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | イスラム銀行 / ムラバハ / ムシャラカ / インドネシア / バングラデシュ / マレーシア / パキスタン / 湾岸諸国 / ムラバハ症候群 / ガラール / バンクレント / イスラム金融 / 金融セクターレント / イスラムマイクロ金融 / イスラムベンチャーキャピタル / シャリア / レントシーキング |
研究成果の概要 |
イスラム銀行が陥っている「ムラバハ症候群」の実態に、アジアのムスリム国(インドネシア、マレーシア、バングラデシュ、パキスタン)および湾岸諸国のケーススタディを加え、広範囲に亘る比較調査から分析の光を充てている。本研究の一つの貢献は、政府主導により、競合する一般商業銀行と競争できるようになるための「学習レント」機会を捕捉できたマレーシアやバーレーンのイスラム銀行が、収益性と安定性を確保できているのに比べ、そうしたレント捕捉機会がないまま、競争に晒されたインドネシアのイスラム銀行が、収益性と安定性を確保できず、同国のイスラム銀行による金融浸透度を著しく低い状況に留めていることを指摘した点である。
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