研究課題/領域番号 |
15K03409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
大山 睦 一橋大学, 大学院商学研究科, 准教授 (20598825)
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研究協力者 |
ブラギンスキー セルゲイ University of Maryland, Robert H. Smith School of Business
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 製品選択 / 実証産業組織論 / 製品ラインの選択 / 技術革新 |
研究成果の概要 |
本研究では、企業の製品ライン選択を企業戦略として捉え、その選択における技術的要因と需要的要因が果たす役割に着目し、実証研究を通じて企業の競争力形成のプロセスの解明を試みる。この目的を達成するために、綿糸紡績産業の歴史的データから技術的要因と需要的要因に関する詳細なデータベースを構築した。先行研究とは異なり、新たに導入された製品に関しては、需要ショックの役割は小さく、むしろ、技術者や販売ネットワークなど企業が保持している資源が大きな役割を果たしていることが明らかになった。垂直的に差別化された製品の導入には、潜在的な需要は存在するが、技術的な制約を乗り越えなくてならないことがデータで裏付けられた。
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