研究課題/領域番号 |
15K03415
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
田口 博之 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (70738020)
|
研究協力者 |
野崎 謙二 高崎経済大学
遠藤 環 埼玉大学
高橋 克秀 国学院大学
大泉 啓一郎 亜細亜大学
LIMSKUL Kitti 埼玉大学
NI Lar Yangon University of Economics
SAHOO Pravakar University of Delhi
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 国際経済学 / アジア経済 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、タイを中核とするメコン経済圏における生産ネットワークについて、①それが深化するための条件、②受入国の経済効果、③中国・インドへの展開の可能性について研究することであった。①については、生産工程の分散化を説明するフラグメンテーション理論の適合性について検証を行い、②については、付加価値貿易のデータを活用した生産ネットワークや直接投資の受入効果の推計等を行い、③については中国とASEAN、インドとASEANとの自由貿易協定の締結が貿易結合度や生産ネットワークに与える影響について検証を行い、それぞれの成果について査読付英文雑誌に掲載するとともに、学会発表を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生産ネットワークについては、その理論的根拠としてフラグメンテーション理論を提示したJones and Kierzkowski (2005)、またこれをもとに東アジアの生産ネットワークの構造を明らかにしたKimura (2006) 等が先行研究としてあるが、後発の開発途上国を含むメコン経済圏を対象に生産ネットワークを研究した文献は極めて少ない。本研究は、これらの先行研究を踏まえ、メコン経済圏について生産ネットワークの分析を適用し、政策的含意を導出することができた。
|