研究課題/領域番号 |
15K03429
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
金京 拓司 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (50527637)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 金融発展 / 金融統合 / 東アジア / 金融ストレス・ショック / 為替レート / 早期警戒システム / 金融脆弱性 / 地域金融協力 / 資源価格 |
研究成果の概要 |
主な研究成果は、①金融開放は長期的に金融発展を促進するが、短期的に負の効果を及ぼす可能性がある。短期的な負の効果は銀行セクターの競争環境と相関しており、競争が活発であると正の効果を及ぼす。②金融発展は長期的に所得格差を縮小させるが、短期的にはむしろ拡大。危機への脆弱性が高く、ガバナンスの質が低いと短期的に所得格差を拡大。③海外からの金融ストレス・ショックの銀行貸出への波及効果は、銀行間の競争が活発でないほど負の影響が増幅され、逆に財務面での安定性が高いほど負の影響が緩和。④アジア通貨の米ドルとの連動は世界金融危機後に弱まっており、人民元との連動が2015年の管理相場制改革以降に強まっている。
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