研究課題/領域番号 |
15K03477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 金沢学院大学 |
研究代表者 |
奥井 めぐみ 金沢学院大学, 経営情報学部, 教授 (90333161)
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研究協力者 |
大内 章子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 仕事満足度 / 昇進 / やりがい / 職能経験 / 配置転換 / 育児休業 / 仕事のやりがい / インセンティブ / やる気 / 管理職 / キャリア / 賃金 |
研究成果の概要 |
本研究では、独自アンケート調査を行い、女性管理職も含めた豊富なサンプルについて、昇進前後の努力水準や、職能経験・配置転換の情報、昇進希望についての情報を得た。これらの情報を利用し、大きく3つの分析を行っている。一つは、職場のインセンティブの男女差についての分析であり、二つ目は、配置転換や職能経験が昇進スピードに与える影響の男女差についての分析、三つ目は、育児休業取得後の女性の仕事満足度についての分析である。 一つ目の研究結果より、働く意欲は昇進直後に高くなるがその後低下することが示された。 二つ目と三つ目については、コメントに基づきリバイズを行っているところである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、独自のアンケート調査を利用することで、働く意欲や仕事満足度といった、数値化が難しい要因について、それを高める要因について分析を試みている。労働力人口が減少している現在にあって、日本では、以下に労働者の生産性を高めるかが重要な課題であり、やりがいを持って働ける職場、仕事満足度の高い職場でこそ、労働者の高い生産性が発揮されるものと考えられる。本研究では、働く意欲の変化は昇進から時間がたつと意欲が低下してしまうことや、入社時からの意欲は男女とも「向上した」より「低下した」の方が比率が高いという結果が得られ、今の日本では、入社後に働く意欲が低下してしまうという問題が明らかにされた。
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