研究課題/領域番号 |
15K03495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 京都産業大学 (2016-2018) 九州国際大学 (2015) |
研究代表者 |
松尾 美紀 京都産業大学, 経済学部, 准教授 (50437282)
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研究分担者 |
友田 康信 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (30437280)
堀 勝彦 琉球大学, 国際地域創造学部, 准教授 (50635018)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 人的資本 / 児童労働 / 外部性 / child labor / externality / education / human capital / economic development / 教育投資 / トリガー戦略 / 貧困の罠 / 補助金 / 経済発展 / 人的資本形成 / 教育政策 |
研究成果の概要 |
子供へのヘルスケア、教育、児童労働は、途上国における社会問題であると広く認識されている。子供へのヘルスケアと教育に関する正の外部性に着目し、我々はこれらの社会問題が人的資本の蓄積を通じて貧困の罠を導く新たなメカニズムを提示する。我々のモデルにおいては、児童労働禁止政策の有効性は、経済の発展段階に依存することが示される。さらに、我々は子供へのヘルスケアと学校教育への最適な資源配分を提示する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
途上国における貧困の罠の解明は、現在においても解明すべき大きなテーマである。特に、子供へのヘルスケアと教育水準の改善、児童労働の撲滅は、大きな政策課題であると言えよう。我々はこれらの問題を総合的に捉え、子供へのヘルスケアと教育水準に存在する正の外部性が貧困の罠を生み出すことを見出した点に新たな学術的意義があると考えている。さらに我々の研究は、既存権研究とは異なった視点で、これらの問題に政策提言を行いうる可能性を有している。
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