研究課題/領域番号 |
15K03496
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
夏田 郁 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 教授 (60454972)
|
研究分担者 |
大塚 宏蔵 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 准教授 (10454513)
|
研究協力者 |
ソーバーン ジョン University of East Anglia
ブラゼック イルカ Charles University in Prague
シーコラ ヤン Charles University in Prague
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 自動車産業 / 産業政策 / 東南アジア / 東欧 / 製造業 / 中・東欧 / 生産ネットワーク / 地域発展 / 日系企業 / 技術・経営移転 / 自動差産業 / チェコ共和国 |
研究成果の概要 |
東南アジアと東欧地域の自動車産業は急成長している。両地域の自動車産業の発展は海外直接投資に依存している類似点が存在するが、発展モデルは大きく異なる。本研究は両地域の自動車産業を歴史、政府の能力、産業政策、産業・貿易構造の視点から比較研究を行うことを目的とする。東南アジア諸国では垂直的産業政策を用い、外資の導入により地場企業への技術移転を促進し地場企業の産業の高度化を図る積極的な自動車発展政策を導入している。これとは対照的にEU諸国では、EU規制(107条)により、垂直的産業政策の導入は禁止されている。よって、東欧諸国は水平的産業政策しか存在しなく、外資に依存した受動的な発展を行っている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2018年において、タイは世界11位、チェコ(16位)、インドネシア(17位)、スロバキア(19位)の自動車生産国であり、この20年において自動車産業が最も成長している地域の1つである。これまで自動車産業の研究において、東南アジア諸国及び東欧地域の自動車産業の研究は数多く存在する。しかしながら、この2つの地域を比較研究している研究は国際的に皆無である。本研究は、2つの地域を比較することにより、その成長戦略の違いを認識・分類し、今後成長を期待できる諸国の学者、政策立案者、産業関係者にポリシー・インプリケーションを提言することにおいて、学術的・社会的に意義があると確信する。
|