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理工系教育の比較経済史―フランス型教育と途上国教育の国際標準化と危機

研究課題

研究課題/領域番号 15K03572
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関静岡大学

研究代表者

松田 紀子  静岡大学, 国際連携推進機構, 教授 (80432201)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード高等教育制度 / 国際化 / フランス / 欧州圏 / 植民地 / アフリカ / 教育 / 経済史 / 高等教育
研究成果の概要

経済活動のグローバル化に伴い、教育において国際標準化への要請が強まる今日、本研究では、東西では欧州圏、南北では旧仏植民地にまたがる「フランス型」理工系教育について、①現在の欧州統合による欧州高等教育圏構築、また、②旧仏領植民地(アジア・アフリカ)の脱植民化を手がかりに、教育制度の構築・変容の過程を分析することで国際標準化とともに固有の連携の強化・維持を明らかにし、教育のグローバル化の方向性を、現代と過去の両面から検証した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

グローバル経済に伴う教育における国際標準化は、短期的には混乱や急速な変容を招きかねないが、本研究は手がかりを、欧州高等教育圏の構築と旧仏領植民地の脱植民地化という2重の課題を抱えるフランス型理工系教育に求め、グローバル時代の日本の大学を考える参照とした。すなわち、これまで充分に行われてこなかった両者を視野にいれた分析には、特に旧仏領各国の現地での文書保存・文献の状況を知ることが必須であり、その点でも意義は大きいが、総じて変容のあり様の分析を行うことで、グローバル時代の日本の大学を考えるうえで有効である。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017 2016 2015

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「ボローニャ・プロセス」の進展と フランス高等教育の対応2017

    • 著者名/発表者名
      松田 紀子
    • 雑誌名

      大学マネジメント(特集:今、フランスの高等教育は?)

      巻: Vol.13, No.2 ページ: 24-30

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [雑誌論文] フランスにおける教育・資格・職業能力の連関 -戦間期から高度成長期へ―2016

    • 著者名/発表者名
      松田紀子
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 688 ページ: 29-39

    • NAID

      120005941566

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] 「フランスにおける教育・資格・職業能力の連関 -戦間期から高度成長期へ―」2015

    • 著者名/発表者名
      松田紀子
    • 学会等名
      社会政策学会
    • 発表場所
      西南学院大学
    • 年月日
      2015-11-01
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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