研究課題/領域番号 |
15K03595
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
岡部 芳彦 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (80551366)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 検認遺産目録 / イギリス経済史 / 18世紀 / ブリストル / マリナー / イギリス国立公文書館 / 16~18世紀 / 地域経済 / データベース / 史料の活字化 / 消費経済 / 消費社会 / 公文書管理 / イギリス / 手稿史料の活字化 / デジタル・アーカイブ化 / イギリス検認遺産目録 / カンタベリー大権裁判所 / 史料収集 / 活字化 / デジタル・アーカイブ / イギリスにおける成果公開 |
研究成果の概要 |
イギリスへ史料調査に向かう前に、未刊行の索引を基にウェブ索引を活用して、498例の検認遺産目録の索引をイギリスに史料調査に行く前に完成することが出来た。それをもとにイギリス国立公文書館によって整理されていないPROB30,31シリーズでから78例を3年間で見つけることができ、写真に収めた。そして順次、活字化し、論文として公表した。公表した7論文の合計ページ数は332ページと、一冊の著作物としても十分な分量である。また2020年度中に3論文を執筆するつもりで、それを含めれば今回の研究期間の成果として、10論文を公表できたことになる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イギリス国立公文書館における一次史料調査に基づいた研究を4年間にわたり実施した。18世紀までのイギリスの生活様式、消費生活などが垣間見れる検認遺産目録は、同国でもまだ研究が進んでおらず、それを日本人研究者の視点から行った。具体的には海事業を中心にさまざまな職業が存在した海港都市ブリストルを研究対象地域として、未開封を含む16~19世紀の遺産目録原本を調査し、一覧を作成、そしてその活字化を行った。当該研究期間中に我が国の国立公文書館の新設も決まった。イギリス国立公文書館での史料調査を通じて書かれた10論文は、その利用者から見た史料公開の利便性についても示唆している。
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