研究課題/領域番号 |
15K03603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
秋山 高志 広島大学, 社会科学研究科, 准教授 (80457283)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ネットワーク / 組織間関係 / 国際経営 / R&D / 自動車 / AI / プロジェクト・マネジメント / R & D / サプライチェーン・マネジメント / サプイチェーン・マネジメント |
研究成果の概要 |
本研究は、自動車産業における研究開発の協働を対象にネットワーク分析を実施し、研究開発のイニシアティブの変遷を検討することであった。そのため、シリコンバレーでの研究者への質的調査に加え、研究者間協働ネットワークを対象に社会ネットワーク分析を行い、ネットワークの中心性、媒介性、構造的空隙、構造同値、クラスターなどの計量的・客観的な特性に着目して、量的な調査を実施した。その結果、インパクトの高い発明における研究参加者の多様性が年々増加し、それに伴い研究開発の協働のイニシアティブが従来型の自動車メーカーから巨大I T企業や新興の電気自動車メーカー、さらにベンチャー企業に遷移していることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、自動車産業における研究開発構造が資源依存、制度的同型化、機会主義への制裁に代表される系列の組織間関係のフレームワークから、オープンイノベーションの組織間関係のそれへと急速に転換しつつあることを認識できたことである。つまり、研究開発における組織間関係のパラダイム・シフトが確認できた。また、社会的意義は、自動車産業での研究開発における自動車メーカーの存在意義が著しく低下し、一方で、大学やI T企業、ベンチャー企業の協働関係を構築するイニシアティブが飛躍的に増大していることを明示したことである。日本の基幹産業において、日系企業の競争力の低下が切実に危惧されるところである。
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