研究課題/領域番号 |
15K03621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
日野 健太 駒澤大学, 経営学部, 教授 (70339670)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | リーダーシップ / 暗黙のリーダーシップ論 / 意味生成 / 解釈 / 認知スキーマ / メンタルモデル / コネクショニスト / 認知メカニズム / フォロワー / 基本的帰属の誤り / 戦略への過剰な期待 / 暗黙のリーダーシップ / 組織論 / シンボリック・パースペクティブ / フォロワーシップ / 認知資源 / リーダーシップ幻想 / エスカレーション |
研究成果の概要 |
フォロワーの解釈枠組み「暗黙のリーダーシップ論 (implicit leadership theories) 」について理論的・実証的な研究を行った。 フォロワーの持つ理想のリーダー像によって,リーダーの行動,意図や能力は解釈される。たとえば自己犠牲的なリーダーは,そうではないリーダーに比べて能力や知識を持っている,と見なす傾向がある。「帰属的認知の誤り(fundamental attribution error」,つまり出来事をリーダーに帰す傾向は西洋社会の方が強く,既存のアメリカを中心に行われてきたリーダーシップ研究がリーダーを注目の中心としてきたことは,この認知上の傾向と無縁ではない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フォロワーの(しばしばバイアスのかかった)認知によってリーダーシップの成否が左右されるということを示した点は,この分野に新たな知見をもたらすと同時に,今後のリーダーシップ開発に役立つものと考える。
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