研究課題/領域番号 |
15K03643
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福嶋 路 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70292191)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 移動起業家 / 東日本大震災 / エコシステム / 震災後起業家 / 仙台市産業振興事業団アシ☆スタ / 利他的 / Compassion Organizing / コミュニティ / よそ者 / 越境的学習 / 災害 / 地元起業家 / 起業の民主化 / 利他性 / ニューオーリンズ |
研究成果の概要 |
災害後に起業家精神が高揚するといわれているが、本研究ではとりわけ震災後に被災地以外の地域から流入をしてきた移動起業家に焦点を当て、彼らが被災地の復興と起業家のエコシステムに与えた影響について実証することであった。トーマツや仙台市産業振興事業団アシ☆スタとの連携したサーベイ調査、および事例調査の結果から、移動起業家の特徴を明らかにしつつ、少数ながらも、特に地域のチェンジエージェントとして、被災地復興とその地域の起業家のエコシステム形成に貢献したことを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は東日本大震災後の起業家活動の現状について明らかにした。災害後、人材の移動が増え、その中から移動起業家が現れることを指摘し、その存在に焦点を当てた。彼らが地域のチェンジエージェントとして役割と被災地の復興を方向づけ被災地に与える影響について実証した。日本のみならず海外でも災害後、被災地を再建し活力を取り戻すために何をしたらよいのかという課題に対し、移動起業家の役割とその活用に焦点をあてた本研究は示唆を与えるものとなるであろう。
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