研究課題/領域番号 |
15K03654
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
竹中 厚雄 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (30363899)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 国際経営 / 技術経営 / 経営戦略 / イノベーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、日本の多国籍企業における研究開発活動のパフォーマンスに影響を与える戦略的・組織的要因について明らかにすることである。具体的には、エレクトロニクス業界の日本企業を研究対象として取り上げ、研究開発の国際化とオープン化という二つのイノベーション・プロセスに注目した。定量的データの分析からは、日本のエレクトロニクス企業における研究開発の国際化は近年まで一貫して拡大傾向にあった。一方、海外研究開発拠点の設置形態に目を向けると、現地資本をパートナーとする合弁子会社の設置は進んでおらず、合弁を通じた外部パートナーとのアライアンスについては必ずしも活発化していないことが明らかにされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、近年特に日本企業において課題となっている研究開発の国際化、および研究開発のオープン化という二つのイノベーション・プロセスに着目するものである。企業が立地する本国のみならず海外の研究開発環境を活用し、イノベーションを進める動きが近年活発化している。また、イノベーションの源泉として企業が自前主義にこだわらず、広く外部のパートナーの知識や資源を取り込む、いわゆるオープンイノベーションと呼ばれる現象も近年その重要性が指摘されている。先行研究ではこれら二つのイノベーションの関係を体系的に議論するものは少なかったため、本研究では、様々なデータの分析に基づき両者の関係を明らかにしようと試みた。
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