研究課題/領域番号 |
15K03687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
伊藤 誠悟 武蔵大学, 経済学部, 教授 (80612275)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 経営学 / 組織学習 / 企業間分業 / イノベーション / 中小企業 / 技術連携 / 中小企業研究 / 製品開発組織 / 組織間ネットワーク / 経営戦略 / 知識管理 |
研究成果の概要 |
本研究では、開発型中小企業が外部組織の知識を活用することがイノベーションの実践にどのような影響を与えるかを考察した。分析に際しては、知識の「探索」と「活用」のトレードオフ関係に焦点を当てている。研究成果より、競合他社に先駆けて製品やサービスを市場に投入することに価値を置いている組織ほど、自前の技術開発のみにこだわることなく、外部組織の知識の活用にも積極的になることが明らかになった。また、公的機関の支援が中小企業のイノベーションを促進するために役立っていることも示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、外部知識の活用が企業業績や成長性に影響するメカニズムの解明のみならず、日本の技術力を支える開発型中小企業のマネジメントへの実践的示も提供している。本研究は、中小企業の外部知識の活用を対象にして、量的分析と質的分析の両面からアプローチしており、その発見事実には、イノベーションや組織学習に関する理論的な貢献が含まれている。また、本研究の成果は、中小企業の振興やイノベーションの促進のための政策立案への活用も期待される。
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