研究課題/領域番号 |
15K03690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
竹原 均 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (70261782)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | コーポレート・イノベーション / 特許権 / 商標権 / 財務パフォーマンス / 企業価値評価 / 株式価値評価 / 特許情報 / コーポレートイノベーション / 同族企業経営 / 商標権情報 / 財務収益性 / 会計利益の質 / 技術競争力 / ブランドイメージ / 株式所有構造 / 株価形成 / 自己資本利益率予測 / 同族企業 / 価値関連性 |
研究成果の概要 |
本研究においては, 日本企業のコーポレート・イノベーションが企業価値と財務パフォーマンスに与える影響について, 多面的な実証分析を実施する. 分析の結果, 特許権の取得による技術競争力の獲得, 商標権登録によるブランドイメージの獲得は, 企業価値を上昇させることが示された. ただしここで確認された企業価値の上昇は, 企業の収益性の上昇ではなく, 企業の財務リスクの低減により説明される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コーポレート・イノベーションは, 日本企業の長期的・持続的成長のための最重要ファクターであるものの, 資本市場や財務特性, 株式所有構造, CSRに焦点をあてた多面的な実証分析は本研究課題以前においては実施されていない. 本研究は企業が保有する特許権, 商標権に関する数値情報をもとに, それらが企業価値, 財務パフォーマンスに対する影響を実証的に分析することを試みるものであり,「知的財産立国」への道筋を示すものである.
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