研究課題/領域番号 |
15K03700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大阪経済大学 |
研究代表者 |
江島 由裕 大阪経済大学, 経営学部, 教授 (00382359)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 企業家的志向性 / 中小企業 / 持続的成長 / アントレプレナーシップ / 戦略行動 / アントレプレーシップ / ベンチャー企業 |
研究成果の概要 |
本研究では、大規模アンケート調査やIn-depthインタビュー調査から取得した量的/質的データを分析し、2つの研究課題に取り組み中間的な成果を得た。 1つは、中小企業の持続的成長に影響を与えるEO(企業家的志向性)の形成メカニズムの解明に関する課題で、先行条件を軸とした1つのモデルを提起した。もう1つは、現在、世界で主流となっているEO構成尺度を批判的に検討し、構成概念の信頼性と妥当性の検証を通じて、従来のEOに代わる新たな戦略的企業家行動(strategic entrepreneurial behavior: SEB)の概念と尺度を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提起した、中小企業の持続的成長に影響を与えるEO(企業家的志向性)を形成し活性化させるメカニズムの研究は、これまで海外の学会で、その重要性については指摘されるものの、探索的かつ実証的分析は十分と言えず、発見事実や命題提起も希薄であった。 また、EOと中小企業の成長を測定する実証分析は急増し、その成果も安定をみせてきたものの、EOの測定尺度への問題提起が近年多くみられるようになってきた。本研究は、こうした学術的かつ実践的な現代テーマに科学的にアプローチし、発見事実を広く社会へフィードバックすることを意図した。
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