研究課題/領域番号 |
15K03701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大阪経済大学 |
研究代表者 |
本間 利通 大阪経済大学, 経営学部, 准教授 (90461128)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 役割コンフリクト / 組織コミットメント / 職業コミットメント / 専門職 / 意思決定 / コンプライアンス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、役割コンフリクトと組織コミットメントおよび職業コミットメントを量的・質的に評価した上で役割コンフリクト低減の枠組みを提示することである。薬剤師の専門職としての行動である「疑義照会」には、組織コミットメントと職業コミットメントの情緒的側面が関連する傾向を見いだした。存続的要素については一貫した影響は見いだせなかったが、コミットメントを複数の次元から認識することで、役割コンフリクトの低減の要素を検討した。 専門職の行動と役割コンフリクトは理論的側面から検討がされてきたが、本研究は「疑義照会」という行動に焦点を当てることで、組織コミットメントの影響を評価することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
専門職が、専門職として行う行動について組織コミットメントおよび職業コミットメントとの関係を量的に評価することで、情緒的な側面が強い影響を持っていることを示した。コミットメントの観点からは、専門職と組織の関係は複数の要素から検討することが望ましい。本研究はAllen & Meyer(1991)の組織コミットメントの3次元モデルに基づいて検討したが、一定の妥当性を確認することができた。
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