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ヒューマンサービス施設人員の感情労働とレジリエンスに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K03710
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関兵庫県立大学 (2017-2018)
姫路獨協大学 (2015-2016)

研究代表者

高階 利徳  兵庫県立大学, 経営学部, 教授 (30351836)

研究分担者 開本 浩矢  大阪大学, 経済学研究科, 教授 (90275298)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード感情労働 / レジリエンス / 組織定着 / 離職 / 転職 / 介護施設 / 医療施設 / リテンション / 職場定着 / 定着 / ヒューマン・サービス / 対人援助職
研究成果の概要

本研究は、ヒューマンサービス施設人員の感情労働が組織定着に与える影響を定量的に実証することを目的としていた。
実証研究の結果、介護労働者や看護師が行う感情労働は、彼らの組織定着を強く規定していることが明らかとなった。同時に本研究は、感情労働と職場定着の因果関係の間を調整するモデレータとしてレジリエンスを策定した。分析の結果、レジリエンスがこれらの間の関係を調整する要因として一定の妥当性があることが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

わが国のヒューマンサービス業(特に医療・介護・福祉分野)における焦眉の経営課題は、対人援助業務人員の安定的確保や組織定着(リテンション)である。売り手市場に転じた労働市場の現況を鑑みれば、これら人材定着率が高くない業界にとって、この課題の優先度・重要度は高い。本申請課題では、ヒューマンサービス業の、特に介護・福祉施設における、対人援助業務人員のリテンションに寄与するメカニズムを、感情労働やレジリエンスという概念を導入しながらモデル化し、それを実証的に分析する。量的データに基づく本研究の結果は、人員確保問題の渦中にある現場の実務家に、何らかの示唆と含意を与えうるだろう。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (3件) (うち謝辞記載あり 3件)

  • [雑誌論文] 大学教員の感情労働に関する研究2016

    • 著者名/発表者名
      高階 利徳
    • 雑誌名

      経済情報学研究

      巻: 88 ページ: 1-36

    • NAID

      40021213031

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 大学教員の職務ストレスとレジリエンス2016

    • 著者名/発表者名
      高階 利徳
    • 雑誌名

      経済情報学研究

      巻: 89 ページ: 1-31

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 大学生のレジリエンスと就職活動に関する研究2015

    • 著者名/発表者名
      高階 利徳
    • 雑誌名

      経済情報学研究

      巻: 85 ページ: 1-30

    • NAID

      40020843841

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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