研究課題/領域番号 |
15K03723
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
白井 美由里 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (10303067)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 消費者行動 / 消費者の知覚 / 意味的手がかり / 価格 / 品質 / 値引き / 値引き情報 / 価格情報 / テンシル価格訴求 / 価格と値引きのフレーミング / 高品質低価格訴求 / 意味的手がかかり / 価格のリフレーミング |
研究成果の概要 |
消費者が製品やサービスの購買意思決定において、買い物環境にある意味的手がかりを用いて、商品について推論や判断をすることが多くの研究によって示されている。この手がかりには製造業者が提供する製品属性情報だけでなく、小売業者などが販売段階で用いる表現も含まれる。本研究ではまだ十分に研究されていない後者の手がかりを中心に、通常の販売状況と値引きが提供される状況それぞれにおいて、様々な意味的手がかりと消費者の反応の関係を分析する実証研究を行い、そのメカニズムを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
意味的手がかりは、買い物環境で提供されている製品や販売に関する情報で、消費者の推論や判断に影響を与える。その重要度の高さにも関わらず、そこに焦点を当てた研究は依然として限られている。本研究は先行研究をレビューし、まだ十分に解明されていない研究課題を整理した上で、それら対する消費者の知覚や態度を分析した。本研究から得られた成果は消費者行動の更なる理解につながるものであり、研究の意義は大きく学術的独自性と創造性は十分に高いといえる。また、本研究が対象とした意味的手がかりは実際の市場において企業が頻繁に採用しているものであり、研究成果の実務的有用性も高いといえる。
|