研究課題/領域番号 |
15K03735
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
熊倉 広志 中央大学, 商学部, 教授 (10337826)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | ニューロマーケティング / 脳活動計測 / 消費者意思決定 |
研究成果の概要 |
ニューロマーケティング(Neuromarketing)により、刺激に対する消費者の生体反応・心理反応・行動を測定し、その整合性ないし一貫性を考察することを試みた。具体的には、視聴者の連続ドラマに対する生体反応を脳波計測法(EEG:Electroencephalogram)により測定した。そして、生体反応の測定結果と、言語的に表明されたプログラムに対する評価・その後に観察された視聴行動とが整合的であるかを検討した。3者の関係について明確な結論は得られなかったものの、生体反応と行動とに一定の整合性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
消費者反応の測定は、マーケティング研究・消費者行動研究における中心的課題のひとつであり、心理面や行動面など多様な様相として識別される。そして、ときに認知と行動との不一致が観察されるなど、諸様相で得られた結果が常に整合するとは限らない。そこで、刺激に対する消費者の生体反応・心理反応・行動を測定し、その整合性・一貫性を考察した。生体反応に注目することにより、従前の方法では理解できなかった消費者反応を明らかにすること、消費者自身も意識していない反応を測定することが可能となるだろう。これらにより、より的確な消費者理解などの学術的価値に加え、マーケティング戦略への示唆など実務的価値も見込まれる。
|