研究課題/領域番号 |
15K03739
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
李 瑞雪 法政大学, 経営学部, 教授 (20377237)
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研究協力者 |
金 艶華
王 亦菲
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ロジスティクス・クラスター / 物流集積 / 輸送ノード・ベース型ロジスティクス・クラスター / 商業集積ベース型ロジスティクス・クラスター / 物流サービスのイノベーション / 物流ハブ / 物流事業者の立地集約 / 物流需要の搬入 / 輸送ノード / 中核的輸送サービス / 中欧班列 / 商業集積 / グローバル・サプライチェーン / 物流サービス / イノベーション |
研究成果の概要 |
本研究は東アジアの10地域における物流集積を対象にケーススタディによる理論導出の手法によって以下の主要知見を得た。ロジスティクス・クラスターは生成プロセスによって、輸送ノード・ベース型と商業集積ベース型の2タイプに分類できる。前者の創成には、域内物流需要というプルの力と政府によるノード整備や振興政策というプッシュの力の組み合わせ、コア・ユーザーと多数の中小零細ユーザーの組み合わせ、物流サービスの互換性と多様性の組み合わせが必要である。後者の創成は、物流事業者の立地集約、物流ハブを目指す地方政府の積極的な関与、域外からの物流需要の搬入の3つのファクターが必要不可欠である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はロジスティクス・クラスターの形成メカニズムに関する理論構築は製造業やIT産業に偏重する既存の産業集積理論を補完し、同領域の研究蓄積をさらに発展させることができた。
本研究の知見は、物流集積の創成にかかわる政策の立案と推進の担当者および物流集積の利活用を検討する物流企業・荷主企業に示唆と指針を提供している。
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