研究課題/領域番号 |
15K03777
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
福田 直樹 兵庫県立大学, 経営研究科, 准教授 (90388405)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 予算管理 / 予測情報 / 期中管理 / 行動計画 / 予算の弾力性 |
研究成果の概要 |
文献研究を通じ、以下の研究課題を提示した。 1)予算目標達成に向けて期中環境変化への対応を議論するための「場」の機能強化に影響を与える要因(予算管理の手続きやローリング予測、管理者の管理会計リテラシーなど)について明らかにすること、とりわけローリング予測については、予測情報が期中で行動計画の修正に向けた「早期警戒機能」を発現するための要件についてローリング予測の構成要素を明確にしながら明らかにすること、2)行動計画の進捗管理において下位管理者の果たす役割に影響を与える要因をより詳細に検討していくこと、3)予算管理プロセスを通じて期中に行動計画の修正・策定がなされるまでの相互関係を解明すること。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的に、企業で編成される当初の年度予算について、期中において環境変化が生じると、当初の環境の想定で設定された固定的予算目標と行動計画の結びつきが失われることになるため、行動計画については、時には予測情報を用いて、少なくとも月次ベースで予算目標の達成に結びつくように修正、あるいは新規策定を図っていくことが企業に求められることになる。本研究では、期中の環境変化を踏まえて、当初の予算目標の達成を志向した行動計画の修正、新規策定が期中においてなされる上で重要とされる要件や要因を文献研究を通じて整理することで今後の研究課題を明らかにし、Better budgeting論の前進に向けた貢献を行った。
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