研究課題/領域番号 |
15K03808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
異島 須賀子 久留米大学, 商学部, 教授 (20336069)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 会計士監査 / 自由市場 / 規制市場 / 監査人の独立性 |
研究成果の概要 |
本研究では、(1)法規制等で強制されなくても企業の利害関係者(とくに株主と経営者)により会計士監査が要請されたという歴史的事実があること、(2)(1)のプロセスは新古典派経済学の理論(エージェンシー理論およびゲーム理論)を用いて論証可能であること、(3)会計士監査に関する規制は巨額の会計不正の発覚後に強化されるという歴史を繰り返していること、および(4)自由市場もしくは規制市場のいずれの市場においても会計士監査がその意義と機能を効果的に発揮するには監査人の独立性が必要不可欠であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自由市場と規制市場にわけて分析した本研究には2つの学術的意義がある。第一に本研究では会計士監査に関する規制のない自由市場を想定することにより新古典派の経済理論から導出される会計士監査の意義を提唱するとともに、これらの理論仮説を史実に基づいて実証した。第二に規制市場における会計士監査に関する研究は法規制や基準の解説が多い状況のなか、本研究では規制市場における会計士監査の意義と機能について分析した。
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