研究課題/領域番号 |
15K03809
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 新潟食料農業大学 (2019) 九州情報大学 (2015-2018) |
研究代表者 |
木下 勝一 新潟食料農業大学, 食料産業学科, 教授 (40018643)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 欧州版IAS/IFRS / 分権型エンフォースメントメカニズム / 公私協働規制方式 / ドイツ会計検査機構 / 連邦金融サービス監督機構 / ドイツ公認会計士会 / 監査人監督機構 / IFRS / エンフォースメントメカニズム / 公認会計士会 / ESMA / 欧州IAS命令 / 分権型エンフォースメント / 決算報告エンフォーメントパネル / 連邦金融監督機構 / 公認会計士会議 / 会計監査人監視機構会 / 会計統制法 / 会計監査人監視法 / ドイツの分権型モデル / ドイツ公私協働型モデル / ドイツ財務報告エンフォーメントパネル / エンフォースメント / IFRS / 欧州の文献型モデル / ドイツの公私協働型モデル / 会計監査j人監視法 / 欧州の分権型モデル |
研究成果の概要 |
本研究は、欧州資本市場統合と米国資本市場の影響を時代背景とした資本市場における財務情報の信頼性の保証基盤である欧州版IAS/IFRSの規制力の実効性を担保するために構築された欧州の分権型エンフォースメントメカニズムの形成と展開を解析することを目的として実施した。本研究では、欧州版IAS/IFRSの分権型エンフォースメントメカニズムについて、加盟各国における公的規制モデル、私的規制モデル、公私協働規制モデルの規制構造についての比較分析を行い、どくに、ドイツの公私協働規制モデルが我が国において先行的な価値を有していることを明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、欧州版IAS/IFRSの会計領域と監査領域におけるエンフォースメントメカニズムの構築が、欧州の「機能する資本市場仮説」を支える規制力であり、とくに、加盟国の盟主であるドイツの金融拠点の戦略構想に決定的な意義を期待されたことを考究した。この考究を通じて、ドイツの公私協働型のエンフォースメカニズムの研究が、我が国におけるIAS/IFRSの導入の在り方を議論する場合の先行モデルとして大きな示唆を与えるものである。
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