研究課題/領域番号 |
15K03810
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 西南学院大学 |
研究代表者 |
工藤 栄一郎 西南学院大学, 商学部, 教授 (30225156)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 会計導入教育 / 伝統的学習法 / アクティブラーニング / 会計教育の国際比較 / 会計リテラシーの社会普及 / 普通教育課程における会計リテラシー / 国際比較 / 会計基礎教育 / 海外の大学における会計教育の特性 / ハロー!会計 / 伝統的な学び / 新しい学び |
研究成果の概要 |
研究期間にわたって公表された研究成果は以下のとおりである。 ①日本の会計教育の導入に関する歴史研究、②大学の初年次における会計教育の制度ならびに実践に関する国際比較調査、③伝統的な教育を革新するアクティブラーニング手法を用いた会計導入教育の実験とその結果分析、④社会全般に対する会計リテラシーの定着に関する予備的検討。つまり、会計教育の歴史的な発展過程、世界における現状とその比較ならびに背景の相違、会計知識習得に対する動機づけの工夫、そして、より広く社会に普及させるための制度設計の基礎研究である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、会計教育に焦点を当てた発展史研究は盛んではなかった。とくに、教育制度ならびに制度確立の背景に目を向けたものはほとんどなかったといってよい。また、基礎レベルにおける会計教育制度と実態に関する調査も豊富に蓄積されてこなかった。この意味から、本研究による成果は,わが国の会計教育研究に新しい知見を与えたものであると言えるだろう。また、この研究を通じて開発されたアクティブラーニングは、社会的な関心を集め、いくつかの教育機関で実践された。さらに、日本公認会計士協会をはじめ、会計リテラシーの広範な普及につとめる諸機関と連携を持つことができたのは今後の研究の展開にとっても意義あることである。
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