研究課題/領域番号 |
15K03818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
中尾 啓子 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (10274995)
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連携研究者 |
林 拓也 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90322346)
大槻 茂実 首都大学東京, 人文科学研究科, 助教 (20589022)
脇田 彩 立教大学, 社会学部, 助教 (00750647)
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研究協力者 |
細川 千紘
斉藤 裕哉
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 学歴社会 / 社会階層 / 学歴と職業 / 国勢調査 / 国際比較 / 時系列比較 / 社会階層論 / 学歴 / 職業 / 職業と学歴 / 序列構造 / 多元性 / マクロ要因 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,学歴と職業の結びつきについて,統計的な手法を用いて研究を行った.日本の国勢調査を用いた時系列比較分析では,近年になるほど学歴と職業の結びつきが弱まっていることが明らかになった.これは高学歴者であっても高い職業的地位に到達するとは限らないことを意味している.また,日本と米国との国際比較分析から,日本では学歴の高低にかかわらず男女間で従事する職業に違いが見られるが,米国では大学以上の学歴保持者になると男女間の職業の分離は確認されなかった.このことから,学歴が与える影響は日米で異なることが示された.
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