研究課題/領域番号 |
15K03858
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 仙台白百合女子大学 |
研究代表者 |
高橋 早苗 仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (90285685)
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研究分担者 |
石沢 真貴 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (20321995)
今野 健一 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (70272086)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 東日本大震災 / 復興まちづくり / 生活再建 / 社会学 / 震災 / 復興 / まちづくり |
研究成果の概要 |
この研究は、東日本大震災で津波の被害を大きく受けたいくつかの自治体(岩手県沿岸部、宮城県沿岸部)で、復興まちづくりのプロセスについて、いくつかの側面から調査研究を実施した。住宅再建について、災害公営住宅等の建設は岩手県沿岸部の自治体でほぼ終了しているが、自力再建には想定よりも進んでいない状況にある。また、岩手県沿岸部で被災した自治体すべてで、深刻な人口の減少が起こっている。 さらに、津波で被災した人々の生活再建の課題を理解するために、継続的にインタビュー調査を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究は、調査対象地域で生活経験のある研究グループが、震災発生後4年~8年までの復興プロセスを定期的に訪問し観察することで、復興のその時々の課題や、そこに居住する人々の思いや感じ方の変化を記録しようと試みた。また、いくつかの自治体を並行して観察することで、進捗状況の違いやその背景、まちづくりの理念の違いを実感することができた。インタビューを通じて、被災した人々の個人的な考えや希望も、時間ともに大きく変化することが確認された。
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