研究課題/領域番号 |
15K03861
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東京国際大学 |
研究代表者 |
高田 知和 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (70236230)
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研究分担者 |
糸林 誉史 文化学園大学, 服装学部, 教授 (60301834)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 歴史意識 / 地域史誌 / 字誌 / 地域社会 / 内発的発展 / 郷土史 / 地域意識 |
研究成果の概要 |
本研究では、町内会(自治会)などを範域として、その地域の人たちが自分らで地域の歴史をまとめていく地域史誌がどのようにつくられてきたかを明らかにしたものである。これを主に、「字誌」の伝統を持ち現在でも幾つもの地域でつくられている沖縄県、「開基」の周年記念としてつくられてきた北海道、それと郷土史研究の分厚い伝統のもとでつくられてきた長野県の三地域を事例にして、地域社会における歴史意識について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究での検討は、地域社会の歴史的側面が重視され、地域づくりやまちおこしなどで活用されつつある今日において、社会的には非常に大きな意義があると考えられる。これはまた、地域社会のなかでのさまざまな歴史性(指定・未指定を問わない文化財や景観、記憶など)を安易に活用しかねないことへの、学術の立場からみた批判的再検討という意味も含まれる。これらのことから、これからの地域づくりやまちおこしにおいても重要な提言を成し得るものである。
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